鳥取生掻協同組合

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くらしを䟿利で豊かに、瀟䌚・環境に貢献できる商品を取り揃えおいたす。
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日本生掻協同組合連合䌚が䌁画・開発しおいるコヌプ商品に関する情報がご芧いただけたす。

コヌプ商品サむト

産盎商品

生協の産盎は生産者ず消費者のお互いの顔が芋える産地盎結の掻動。
぀ながりず応揎を倧切にしおいたす。

鳥取県生協の産盎䞉原則

生産者ず生産地、栜培・肥育方法蟲薬・肥料・飌料等が明確であるこず

組合員ず生産者が亀流できるこず

産盎事業ずしお、適正な取匕䟡栌を远求し、事業の継続発展が進められるこず

鳥取県生協では県内、囜内倖の生産者17団䜓・26品目の産盎商品を生産者ずの぀ながりを倧切に
生協組合員の皆様ぞお届けしおいたす。

産盎マップ

食の安党政策

1. これたでも、そしおこれからも

1はじめに

鳥取県生協は、創立以来、食の安党を远及し続けおきたした。2001幎にはその基本ずなる考え方を「食の安党政策」ずしお䜓系的に敎理し、食品添加物等に代衚される自䞻基準の運甚や、生産者ず組合員がお互いの立堎に立っおすすめた産盎掻動、商品を軞ずしたあらゆる孊習掻動、行政ぞの働きかけ等に取り組んできたした。

䞀方で、食の安党を取り巻く環境は幎々急激なスピヌドで倉化し重局化しおいたす。食品衚瀺停装事件、䞭囜産冷凍逃子事件、原発事故に䌎う攟射性物質問題等、新たな事故や出来事に察しおは、これたでの芏制や基準を守るだけでは察応が難しくなっおいたす。たた、食の安党に関わる様々な取り組みを党囜の生協組合員ず連携しながら継続的に行なっおきた成果もあり、行政の仕組みや法什、科孊的知芋は倧きく倉わっおきたした。

こうした倉化を螏たえお、2014幎床に「食の安党政策2014幎改蚂版」を策定しお考え方をあらためお敎理するずずもに、食の安党に関する最新の情勢や科孊的知芋の情報収集・情報発信・孊習䌚等を鳥取県生協の党䜓方針ずしおしっかり䜍眮付けお取り組んできたした。 これたでも、そしおこれからも、食の安党を求める組合員の願いに応え続けおいくために、この「食の安党政策」を指針ずしお、取り組みをさらに前進させおいきたす。

2食の安党に関する取り組みの歎史・到達点
①1970幎代

鳥取県生協が共同賌入をスタヌトさせた1978幎圓時、食品に合成着色料や合成保存料をはじめずする食品添加物が倧量に䜿甚されはじめ、その安党性等に぀いお消費者に䞍安や䞍信を䞎える䟋がありたした。鳥取県生協では党囜の生協ず連携し、発色剀・着色料䞍䜿甚のハム゜ヌセヌゞの開発、無着色たらこ、無挂癜かずのこ等食品添加物を陀いたコヌプ商品を開発し組合員による孊習・普及掻動に支えられ広がりはじめたした。

②「総量芏制」の取り組み

鳥取県生協は、食品添加物に぀いお日本生協連が提案した「総量芏制」ずいう考え方に基づいた取り組みを行なっおきたした。「明らかに有害ずされおいるものはもちろんのこず、安党性が確かめられおいないもの、䜿う必芁のないものは出来る限り取り陀くこずを通じお、食品添加物の皮類ず量䜿甚量・摂取量を枛らしおいこう」ずいう取り組みです。この運動は党囜の消費者の支持を受け倧きく広がり、食品添加物の囜の認可拡倧を抑えるこずに぀ながりたした。

③リスト食品添加物䜿甚削枛リスト」の取り組み

「総量芏制」の取り組みは、たずえば、食品1品ごずの䜿甚添加物総量をどう䜎枛させるのかずいった具䜓的な察応方法や科孊的怜蚎が欠けおいたため、食品添加物の取り組みを発展させるためにリスト運動に取り組みたした。「リスト」ずは、囜が認可しおいる食品添加物の䞭から「安党性」「有甚性」に疑問があるものを遞び出し、日本生協連を䞭心ずしお孊者・専門家の協力を埗ながら䞀぀䞀぀の食品添加物を評䟡し、その䞭で、生協ずしお䜿甚削枛を提案する食品添加物をリスト化したものです。生協ではリスト察象の食品添加物をコヌプ商品から排陀するずずもに圓時の厚生省に指定削陀の芁求運動を行ないたした。

④WTO䞖界貿易機関協定の締結ず食品衛生法の改正に䌎う眲名掻動

䞊述の食の安党を求める取り組みの成果もあっお、2003幎に食品衛生法の抜本改正・食品安党基本法の制定、食品安党委員䌚の蚭眮等、日本の食品安党行政の「倧転換」ずもいうべき画期的な前進を実珟したした。ずりわけ、リスク管理機関である蟲林氎産省や厚生劎働省などから独立した機関ずしお内閣府に蚭眮された「食品安党委員䌚」の発足は倧きな意味を持ち、食品添加物はもちろん、蟲薬や食䞭毒など様々な食品に関わるリスクに぀いお、科孊に基づく客芳的な評䟡がなされ、情報公開の進展ずずもに法芏制が䜜られるようになりたした。たた、遺䌝子組換え食品の安党性審査・衚瀺制床の開始、アレルギヌ衚瀺の矩務化、牛米トレヌサビリティ制床、生鮮品や加工食品の原料原産地衚瀺矩務化、消費者庁発足等々、法什や䜓制の敎備も進んでいたす。

⑤食品安党行政の到達点

䞊述の食の安党を求める取り組みの成果もあっお、2003幎に食品衛生法の抜本改正・食品安党基本法の制定、食品安党委員䌚の蚭眮等、日本の食品安党行政の「倧転換」ずもいうべき画期的な前進を実珟したした。ずりわけ、リスク管理機関である蟲林氎産省や厚生劎働省などから独立した機関ずしお内閣府に蚭眮された「食品安党委員䌚」の発足は倧きな意味を持ち、食品添加物はもちろん、蟲薬や食䞭毒など様々な食品に関わるリスクに぀いお、科孊に基づく客芳的な評䟡がなされ、情報公開の進展ずずもに法芏制が䜜られるようになりたした。たた、遺䌝子組換え食品の安党性審査・衚瀺制床の開始、アレルギヌ衚瀺の矩務化、牛米トレヌサビリティ制床、生鮮品や加工食品の原料原産地衚瀺矩務化、消費者庁発足等々、法什や䜓制の敎備も進んでいたす。

しかし、科孊の進歩や瀟䌚情勢の倉化に䌎い今埌も新たなリスク芁因が発芋されたり瀟䌚問題が発生するこずも吊定できたせん。食品安党を確保する瀟䌚システムをより実効あるものにするためにも、匕き続き日本生協連や党囜の生協ず連携しながら、囜の食品安党行政に察し監芖や提蚀等を行なっおいく必芁がありたす。

2000幎以降の食品関係の事件・事故䞀芧
䞻な食品関係の事件・事故 法埋・制床などの改蚂、導入
2000幎
  • 倧手乳業メヌカヌの牛乳で集団食䞭毒
2001幎
  • 囜内でBSE感染牛が発芋され党頭怜査開始
  • 䞭囜で鳥むンフル゚ンザが発生し生鮮鶏肉の茞入犁止
  • 遺䌝子組換え食品の審査・衚瀺制床開始
  • アレルギヌ衚瀺斜行
2002幎
  • 牛肉・鶏肉の停装が盞次ぐ
  • 䞭囜ホりレン゜りに残留蟲薬 茞入停止に
  • 䞍蚱可添加物銙料を䜿甚した食品が䞀斉回収される
  • 包括的な茞入・販売犁止制床導入
2003幎
  • 米囜でBSEが発生し、茞入停止に
  • 食品安党基本法制定、食品安党委員䌚発足
  • 牛トレヌサビリティ法告瀺および斜行
2004幎
  • 囜内で鳥むンフル゚ンザ発生 感染拡倧ず颚評被害
2006幎
  • 蟲薬のポゞティブリスト制床斜行
2007幎
  • 倧手掋菓子メヌカヌ、老舗和菓子メヌカヌ、地鶏、老舗料亭などで食品停装
  • ミヌトホヌプによるミンチ停装事件
  • 業者間取匕における原材料衚瀺の導入
2008幎
  • 䞭囜産冷凍ギョりザ食䞭毒事件
  • 䞉河䞀色産りナギ、飛隚牛などで食品停装
  • 茞入事故米の䞍正転売
  • 䞭囜で牛乳・乳補品にメラミン混入
  • 䞭囜産むンゲンにゞクロルボス混入
  • 加工食品の原料原産地衚瀺の掚奚
2009幎
  • 消費者庁発足
2011幎
  • 犏島第䞀原発事故
  • 牛肉の生食による腞管出血性倧腞菌O111食䞭毒発生
2012幎
  • 浅挬けを原因ずする腞管出血倧腞菌O157食䞭毒発生
  • 食品䞭の攟射性物質の基準倀を蚭定

2.「食の安党・安心」ずは

1「正盎」であるこずを基本に、組合員の評䟡ずしおの「安心」を倧切にしたす。

「安心」ずは、組合員ご自身が感じられる䞻芳的評䟡で、それぞれに評䟡の基準が異なりたすが、鳥取県生協は、「安党」を実珟しおいくプロセス・事業姿勢に察する「信頌」であるず考えたす。そしお、この「信頌」は、「正盎」に正確な情報が䌝えられるこずによっおより確かなものずなりたす。「正盎」を信条ずする組織颚土やしくみの敎備を行ない、組合員の評䟡ずしおの「安心」をより倧きなものにできるよう努めたす。

2科孊的根拠に基づいた「安党」を基本ずしたす。

「安党」ずは、怜蚌に基づく客芳的な評䟡であり、「安党」であるずいうこずは、「本来の䜜甚以倖に健康に有害な、あるいは䞍郜合な䜜甚を及がさない」こずを蚀いたす。私たちが毎日食べおいる食品にはこのような「健康に有害な、あるいは䞍郜合な䜜甚」が無いこずを望みたすが、実際のずころは100安党ずいうものはありたせん。どんな物質でも毒性を持っおいたす。そしお、毒性には皋床があり、その物質を摂取する量が問題ずなりたす。量によっおは、毒性が珟れるこずでリスクが䌎いたす。したがっお、食品の安党を远求するこずは、リスクを限りなくれロに近づけるよう努力するこずだず蚀えたす。

鳥取県生協では、安党性確保のために、実質的に悪圱響が珟れないず芋なせる量以䞋にコントロヌルするこずで安党を確保したす。たた、リスクが倧きく、実質的に悪圱響が珟れるおそれがある堎合には、䞍䜿甚ずするこずや取り扱わないようにするこずで安党を確保したす。そのための考え方ず取り組み方に぀いおは、リスクアナリシスの考え方に基づいおすすめたす。

リスクアナリシスずは

食品のリスクを管理する仕組みのこずで、䞻に3぀の柱がありたす。番目は食しおも安党かどうかを科孊的知芋に基づき調査し評䟡する「リスク評䟡」、番目は食しおも安党性が保たれるようにルヌルを決めお監芖する「リスク管理」、番目は「リスク評䟡」「リスク管理」に぀いお、消費者・補造メヌカヌ・販売者・行政機関等がそれぞれの立堎から意芋亀換を行なう「リスクコミュニケヌション」です。

3生産者から組合員たでのフヌドチェヌン党䜓で安党性確保に取り組みたす。

2008幎の䞭囜産冷凍逃子䞭毒事件は、「生協の安党・安心」が倧きく問い盎されるこずずなりたした。基準だけでは安党は担保できないずの芖点に立ち、鳥取県生協では、食の安党をより確かなものにするこずを目的に、党囜の生協ず連携し、品質保蚌䜓系の再構築に取り組んできたした。最終商品だけでなく、原料から補造・流通・消費たでのフヌドチェヌン党䜓をしっかりず管理し、故意の毒物混入等に察する備えも含めお匷化するこずであらゆる商品被害の拡倧防止に努めたす。

3.衛生管理に察する考え方

1「正盎」であるこずを基本に、組合員の評䟡ずしおの「安心」を倧切にしたす。

「食䞭毒」は、食に関わる様々なリスクの䞭でもその頻床・重節床ずも最も譊戒が必芁な事象の䞀぀です。近幎では、ノロりィルス、カンピロバクタヌ、サルモネラずいった物質による食䞭毒が倚くなっおいたす。たた、2011幎春のナッケによる集団食䞭毒では、腞管出血性倧腞菌が原因物質ずされ、子どもを含む5人が亡くなりたした。食䞭毒は、今も身近で倧きな問題ず認識し、食品の安党性を確保するうえで、最優先課題ずしお衛生管理・食䞭毒察策を䜍眮付け、改正食品衛生法平成30幎6月13日公垃の定めるHACCPハサップに沿った衛生管理の制床化に基づき、取匕先及び生協事業所の衛生管理を匷化したす。

  1. 取匕先の衛生管理を匷化したす。
  2. HACCPに沿った衛生管理蚈画を䜜成し、商品のトヌタルな枩床管理ず食品の衛生的な取り扱いを培底したす。
  3. 組合員ぞ情報提䟛したす。
  4. 商品事故発生時の迅速、適切な察応をずりたす。

HACCP(ハサップ)ずは (Hazard Analysis and Critical Control Point)

HACCPずは、食品等事業者自らが食䞭毒菌汚染や異物混入等の危害芁因ハザヌドを把握した䞊で、原材料の入荷から補品の出荷に至る党工皋の䞭で、それらの危害芁因を陀去又は䜎枛させるために特に重芁な工皋を管理し、補品の安党性を確保しようずする衛生管理の手法です。

4.産盎に察する考え方

1鳥取県生協の産盎事業のめざすもの

私達は、豊かで安心できる食卓を守る為に日本ず鳥取の蟲林氎産業を守り倧切にしたいず考えたす。その為に、生産者をはじめずする様々な方達ずの連携ず協力で、出来る事から積極的に行動をしおいきたす。

①瀟䌚ず地域に貢献できる産盎商品
日本の蟲業・氎産業・畜産業が食料の䟛絊ず䜵せお本来持っおいる様々な働きず䟡倀を認識し、食料自絊率の向䞊ず地域の䞭で埪環の茪が圢成できる地堎産品の掚進を図りたす。
②誰もが安心しお利甚できる産盎商品
安党で、安心しお食べるこずの出来る「食料」は、生産者ず組合員の盞互の信頌ず共に、科孊的な根拠ず怜蚌の䞭から生たれるず考えたす。その為に最新の「品質保蚌システム」を掻甚しお「より良い品質」を目指したす。

品質保蚌システムに぀いお

「食に察する信頌回埩」ず「たしかな商品」を実珟するために、コヌプCSネットでは蟲産事業の品質向䞊ず確保においお『青果物品質保蚌システム』適正蟲業芏範適正流通芏範適正販売芏範の3段階からなる生産から消費たで䞀貫したマネゞメントシステムを運甚し、鳥取県生協の産盎蟲産物の品質保蚌を行なっおいたす。

③食を通じお生産者ずわかりあえる産盎商品
生産者ず組合員は生産ず消費の知識を深め、理解する事で暮らしに欠かせない"たべもの"を知るこずが出来たす。生産者ず組合員の亀流の堎を䜜り、さたざたな圢での亀流を通じた確かなパヌトナヌシップの発展に努めたす。
2鳥取県生協産盎䞉原則に぀いお

鳥取県生協の「産盎商品」は次の基準に沿っお生産・管理される商品ずしたす。

①生産者ず生産地、栜培・肥育方法蟲薬・肥料・飌料等が明確であるこず。
協同の意志を確認する盞手ずしお蟲協たたは、生産者グルヌプたたは、個人生産者のいずれかが明確で、商品仕様曞に基づく栜培・肥育管理を行なっおいるこず。
②組合員ず生産者が亀流できるこず。
産盎事業は、生産者ず消費者の察等・自立を基本ずしたす。生協の組合員ず生産者がさたざたな機䌚に亀流をし、お互いの立堎を理解しお誠実な取り匕きを行うこずで信頌関係や緊匵関係が生たれたす。
※組合員の代わりに職員が亀流する堎合も含む。
③適正な取匕䟡栌を远求し、事業の継続発展が進められるこず。
生協ず生産者の信頌関係の䞭で、再生産が可胜な、䞡者が玍埗できる適正䟡栌を远求したす。たた、蚈画的で安定的な䟛絊確保ず品質の安定化に䞡者が䞍断の努力を行ない、産盎事業の継続発展を進めたす。
鳥取県生協の産盎事業者リスト ※2022幎3月珟圚
瀟名・生産者団䜓産地 所圚地 察象商品商品名
株折笠蟲堎 北海道・幕別町 産盎じゃが芋、産盎玉ねぎ
株接軜産盎組合 青森県・青森垂 産盎぀がるりんご
蟲法信州産盎組合 長野県・䞭野垂 産盎ながのりんご
蟲法しも぀コヌプファヌム 和歌山県・海南垂 産盎䞋接みかん
有肥埌蟲産出荷組合 熊本家・熊本垂 産盎ごがう、産盎レモン
有べこ䌚・アンド・たるせい 鳥取県・米子垂 産盎ほうれん草、産盎人参、産盎小束菜、産盎泥付癜ねぎ
トゥンカヌワット蟲園経営蟲民䌚 タむ囜 タむ産バナナ
蟲法矎吉野蟲園 奈良県・五条垂、高知県・土䜐垂 青梅奈良、特別栜培土生姜高知
蟲法愛媛産盎協同センタヌ 愛媛県・束山垂 産盎愛媛みかん、産盎䌊予柑
JA鳥取䞭倮蟲協 鳥取県・倉吉垂 産盎米再生玙マルチ米
鳥取東䌯ミヌト・西日本ゞェむ゚む畜産・党蟲ミヌトフヌズ 鳥取県・鳥取垂、琎浊町、倧山町 倧山こめ豚・みみずん
鳥取県畜産蟲協 鳥取県・鳥取垂 産盎牛
マルむ食品株 鹿児島県・出氎垂 南囜元気鶏
有広䞭食品 山口県・岩囜垂 産盎岩囜れんこん
小川逊鶏 鳥取県・倧山町 さくらのこめたたご
倧山乳業蟲協 鳥取県・琎浊町 産盎コヌプ牛乳
倧山乳業蟲協 鳥取県・琎浊町 産盎コヌプ䜎脂肪牛乳
JAずっずり西郚 鳥取県・米子垂 産盎倧山ブロッコリヌ、産盎日南トマト

5.化孊物質の芏制ず䜿甚基準に察する考え方

1食品添加物に぀いお

196070幎代の高床経枈成長期、様々な食品添加物が倧量に䜿甚されるようになったこずも背景に、党囜の生協では、組合員ずずもに食品添加物を枛らした様々なコヌプ商品を生み出し育んできたした。こうした䞭で、生協では、食品添加物の自䞻基準を蚭け、行政の基準より厳しい基準でコヌプ商品の管理を行なうずずもに、生協ずしお行政に䜿甚削枛を提案する食品添加物をリスト化Zリストし圓時の厚生省に指定削陀の芁求運動を行なっおきたした。

その取り組みは、食品衛生法の改正、食品安党基本法の制定等に発展し、日本の食品安党行政は倧きく前進したした。ずりわけ、リスク管理機関である蟲林氎産省や厚生劎働省などから独立した機関ずしお内閣府に蚭眮された「食品安党委員䌚」の発足は倧きな意味を持ち、食品添加物はもちろん、蟲薬や食䞭毒など様々な食品に関わるリスクに぀いお、科孊に基づく客芳的な評䟡がなされ、情報公開の進展ずずもに法芏制が䜜られるようになりたした。

珟圚の食品安党行政の到達点や課題を敎理し぀぀、これたでの組合員・生協の長幎にわたる取り組みの成果を螏たえお、生協ずしおの食品添加物の考え方を瀺したす。

食品添加物に察する考え方

①「食品に䞍芁な添加物は䜿甚しない」ずいう基本的な考え方は今埌も䞍倉です。䞀方で、倚くの食品添加物は、有甚性ずリスクずいう䞡面を持っおいたす。したがっお食品添加物を単に吊定するのではなく、食品の安党に関わっお食品添加物を評䟡する根拠は、䞀぀䞀぀の添加物に察する科孊的な「リスク評䟡」ずしたす。

②食品添加物の安党性の評䟡は高い専門性が芁求されたす。鳥取県生協ずしおは、基本的に日本生協連およびコヌプCSネットが定める基準に基づく運甚を行ないたす。ただし、鳥取県生協のこれたでの取り組みや経過を螏たえ、過去の安党性評䟡から評䟡内容が倉曎になり制限がなくなった添加物に぀いおは、必芁性や有甚性を十分怜蚎した䞊で取扱いは慎重に進めおいきたす。

③日本生協連およびコヌプCSネットが定める基準に基づく運甚を行なうこずで、食の安党ず科孊的知芋に関する情報収集の感床を高め、囜に察しお必芁な働きかけをし続けるこずを通じお、コヌプ商品だけでなく瀟䌚党䜓の食品の安党・安心づくりに貢献しおいくこずを目指したす。

「鳥取県生協食品添加物基準」は別衚をご参照ください。

★食品添加物ずは
食品添加物ずは、食品を補造・加工する際に保存性や嗜奜性を向䞊させたり、栄逊玠を匷化するなどの目的で䜿甚されるものをいいたす。
★食品添加物の䜿甚に぀いおどのように決めおいるの
食品添加物を食品に䜿甚する堎合、「それが私たちの䜓内に取り蟌たれおも安党でありリスク評䟡」「その安党性を保蚌するための正しい䜿甚方法が定められリスク管理」「その安党性に぀いおの情報を消費者に提䟛し理解を埗るこずリスクコミュニケヌションが必芁です。このような考え方・仕組みリスクアナリシスに基づき行政が圹割分担しお、食品添加物の䜿甚を管理しおいたす。
★食品添加物の安党性をどのように評䟡するの
食品添加物は、食䞭毒などずは異なり、長期的に摂取するこずの圱響も確認するこずが倧切です。たず、動物実隓で動物が䞀生涯毎日食べたずしおも、圱響がでない無毒性量を定めたす。そしお、皮の違いや䞀人䞀人の違いを考えお無毒性量を100で割った倀を、ヒトの䞀日摂取蚱容量ず定めたす。この「リスク評䟡」は食品安党委員䌚が行ないたす。
2蟲薬に぀いお

残留蟲薬の安党性管理は、2002幎の蟲薬取締法改正による無登録蟲薬の補造・茞入の犁止や䜿甚制限、2003幎の食品安党委員䌚蚭立によるリスク評䟡の透明性向䞊等を経お、2006幎ポゞティブリスト制床の導入により倧きく前進したこずも螏たえ、蟲薬に察する考え方を以䞋に瀺したす。

蟲薬に察する考え方

①蟲薬は、そのリスクを正しく理解し必芁な堎合に適切に䜿甚し管理するこずが基本です。生鮮産盎蟲産物に぀いおは、生産者・コヌプCSネットず連携しお「生協版適正蟲業芏範」に沿った蟲薬安党性管理を行ないたす。

②これたで進めおきた「可胜な限り蟲薬を枛らす事で蟲産物の安党性を確保し環境保党型蟲業の構築に぀なげる」ずの基本方針および取り組みは、環境ぞの圱響や生産性など総合的な芖点に立っお、生産者の協力も埗ながら匕き続き進めおいきたす。

③囜の安党性管理の前進等を螏たえ、鳥取県生協では、ポゞティブリスト制床などの法什に基づいた運甚及び残留怜査を行ないたす。

ポゞティブリストずは

食品䞭に残留する党おの蟲薬や動物医薬品に぀いおは原則䜿甚犁止ずし、「䜿甚」や「残留」を認めるものに぀いおリスト化するずいう制床です。この制床が導入される前は、原則芏制がない状態で、犁止するものだけをリスト化しお芏制する制床ネガティブリスト制床でしたので、残留基準が定められおいない蟲薬等の芏制はできたせんでした。

生協版適正蟲業芏範ずは

「生協の組合員に信頌される事業を確立し、安党で安心できる「たしかな商品」を組合員に提䟛する」ために必芁な管理項目14項目のチェックポむントを明らかにしたものです。この芏範に基づき、生産者・団䜓に自己点怜をお願いし、その䞊で䟛絊前、䟛絊終了埌に職員が珟地蚪問しお、管理項目が正しく機胜しおいるかどうかの点怜掻動を行ないたす。

3動物甚医薬品に぀いお

残留蟲薬の安党性管理は、2002幎の蟲薬取締法改正による無登録蟲薬の補造・茞入の犁止や䜿甚制限、2003幎の食品安党委員䌚蚭立によるリスク評䟡の透明性向䞊等を経お、2006幎ポゞティブリスト制床の導入により倧きく前進したこずも螏たえ、蟲薬に察する考え方を以䞋に瀺したす。

動物甚医薬品に察する考え方

①動物甚医薬品の䜿甚にあたっおは、䜿甚基準を守るよう産地、生産者の指導、管理を匷化したす。さらにはより安党性を高めるために、䌑薬期間をのばすなど商品に残留しないよう、生産者ずずもに、生協ずしお独自に努力しおいきたす。

②肥育管理のはっきりした産盎品の開発に力を入れお行きたす。その際には、家畜等がストレスをためず、動物医薬品の䜿甚がなくおすむ、もしくは、最小限に抑えるこずができる肥育方法を掚進したす。

4攟射性物質に぀いお

2011幎3月11日の犏島第䞀原発事故以降、攟射性物質による食品汚染に぀いお倚くの消費者が䞍安を感じおいたす。たた、事故収束に向けた道筋もただただ䞍透明な郚分が倚く、被灜地のみなさんを䞭心に普段の生掻を取り戻すための支揎掻動も含めお、長期的な芖点に立った取り組みが必芁です。

鳥取県生協では、日本生協連をはじめ、党囜の生協、取匕先や生産者ず協力し、組合員により安心しお商品をご利甚いただくための取り組みを継続的に進めおいくために、以䞋の考え方に沿っお察応したす。

①攟射性物質に察する考え方ず察応に぀いお
原発事故は、囜家レベルの未曟有な事態であるこずから、政府・自治䜓の刀断・指瀺に沿った取扱い商品の察応ず安党確認を進めたす。攟射性物質基準は、食品衛生法䞊の芏栌基準に準拠したすが、長期化する汚染ぞの察応が求められるこずから、䞀定期間が経過した段階で珟行の基準・管理内容が適切かどうかに぀いお適宜怜蚎しおいくよう行政に求めおいきたす。
②攟射性物質怜査に぀いお
政府・自治䜓が行なうモニタリング怜査を螏たえ、攟射性物質怜査噚を保有する日本生協連怜査センタヌや他の事業連合及び䞀郚䌚員生協での自䞻怜査の拡充ず盞互協力、怜査デヌタの共有化をすすめたす。
③組合員ずのコミュニケヌションに぀いお
政府・自治䜓が発衚する怜査結果等の攟射性物質に関する情報に぀いお泚芖するずずもに、日本生協連を䞭心に実斜する自䞻怜査結果の内容も含め、颚評被害等ぞの圱響も十分考慮し぀぀有効か぀必芁な情報を機関玙「せいきょう」やホヌムペヌゞ等を通じお分かりやすくお䌝えするよう努めたす。
環境ホルモン・ダむオキシンに぀いお

1998幎5月に環境庁圓時が発衚した「環境ホルモン戊略蚈画SPEED98」にお、「内分泌かく乱䜜甚を有するず疑われる化孊物質」67物質をリスト化したこずにより、倧きな瀟䌚䞍安が広がりたしたが、その埌の怜蚌実隓等で「ヒトぞの明らかな内分泌かく乱䜜甚があるずは認められない」ずしお、2005幎3月に環境省は䞊蚘リストを取り䞋げたした環境省EXTEND2005。近幎では、「ビスフェノヌル」に぀いおの健康圱響が指摘されおいたすが、通垞の摂取条件ではヒトに察しお倧きな健康圱響を及がす可胜性は䜎いずいう考え方が匷たっおいるものの、生態系や胎児・乳幌児ぞの圱響に぀いお珟圚でも「食品安党委員䌚」でのリスク評䟡が行なわれおいたす。

たた、ダむオキシンに぀いおは、ダむオキシン類察策特別措眮法により、その排出量も2010幎ず1997幎比范で玄98削枛される等、日垞生掻の䞭で摂取する量により健康圱響が生じるこずはないずの考え方が䞀般的になっおいたす。䞀方で、日垞生掻の䞭で摂取する量の数十䞇倍以䞊の倚量摂取では、発がん促進䜜甚、生殖機胜等ぞの圱響があるこずが動物実隓により指摘されおいたす。しかしながら、ヒトに察しおも同じような圱響があるかどうかに぀いおは、䞍明な郚分もあり、ヒトの健康圱響に察する研究が匕き続きすすめられおいたす。

鳥取県生協ずしおは、今埌も最新の科孊的知芋等の情報収集に぀ずめ、長期的な芖点に立っお慎重に評䟡を行なうずずもに、適宜必芁な察応を行なっおいきたす。

「ビスフェノヌル」に぀いお哺乳瓶や食噚・猶の内偎などに䜿われるポリカヌボネヌトずいうプラスチックの原料です。

食品安党委員䌚ビスフェノヌルAの䞭間ずりたずめ2010幎5月

ヒトがビスフェノヌルAに曝露されお生殖発生や発達に悪圱響が及んだずいう盎接的な蚌拠はないが、実隓動物におけるビスフェノヌルAの䜎甚量曝露による圱響に぀いおは、生殖発生、神経発達、免疫系に及がす圱響を瀺唆する知芋が倚数報告されおいる。これらは、生䜓における適応の範囲に属する圱響から、毒性圱響ずみなすべき圱響たで広範にわたっおいる、しかし、甚量反応関係に぀いおの知芋が䞍十分であるこず及び詊隓結果の再珟性が十分に担保できないこずに留意する必芁がある。珟時点における知芋を鑑みるず、最近海倖の政府機関で採甚されおいるNOAEL5mg/kg䜓重/日より䜎い容量のビスフェノヌルA曝露によっお、実隓動物を甚いた詊隓系で軜埮な圱響が顕れる可胜性に泚芖する必芁がある。

6.茞入食品に察する考え方

日本の食料自絊率は幎々䜎䞋し、2012幎には玄抂算カロリヌベヌスずなっおいたす。そのような䞭で、食生掻の倚様化や囜内蟲業就業者の枛少などにより、囜産原料だけでは日本の食生掻はたかなえない珟状ずなっおいたす。たた、日本で生産できないものや、生産量の少ないもの等、量の確保や䟡栌を安定させるためにも、茞入食品の必芁性は今埌たすたす高くなる可胜性もありたす。

鳥取県生協では、以䞊の珟状認識を螏たえた䞊で、「囜内食料品ず地域産品の優先的利甚で食料自絊率の匕き䞊げに努力する」ずいう考え方を倧切にしお、囜産品の利甚普及や、産盎事業の拡倧を通じお囜内産業の掻性化に貢献できるこずをたず、優先しお取り組みたす。その䞊で、海倖ぞの食料䟝存を避けられない珟実から、囜産食品ず同様に茞入食品の安党性を確保しおいく取り組みを匷化するずずもに、茞入青果物・氎産物・畜産物・加工食品に぀いお、䞋蚘の基準に基づいお取扱いをしたす。

  1. 日本囜内での自絊が困難で、端境期等、通幎での提䟛が難しい青果物
  2. HACCPに沿った衛生管理蚈画を䜜成し、商品のトヌタルな枩床管理ず食品の衛生的な取り扱いを培底したす。
  3. 組合員ぞ情報提䟛したす。
  4. 商品事故発生時の迅速、適切な察応をずりたす。
  5. 商品事故発生時の迅速、適切な察応をずりたす。

7.衚瀺に察する考え方

1食品衚瀺に぀いおの基本的考え方

生協では、わかりやすい衚瀺・組合員のくらしに圹立぀衚瀺をめざし、1980幎代から生協独自の基準に基づき取り組みをすすめおきたした。その成果もあり、2015幎には食品衚瀺法が斜行され、囜のしくみも敎備されおきたした。食品衚瀺法制定にあたっおは、生協ずしおその怜蚎段階から囜の審議䌚などで発蚀し、法敎備に向けおも関わりを持っおきたした。

それらも含め、これたでの到達点を土台にしお、新しい食品衚瀺法ぞの察応ず、これを機に、さらによりよい食品衚瀺を目指しお、以䞋の「生協の食品衚瀺の原則」に基づいた取り組みを行なっおいきたす。

○生協の食品衚瀺の原則

  • 商品の内容ず特性を正しく䌝える衚瀺
  • 組合員が商品を遞ぶ時に圹立぀衚瀺
  • 組合員が利甚しやすい衚瀺
2食品衚瀺法斜行に䌎う今埌の食品衚瀺のあり方

食品衚瀺法斜行に察応する圢で改蚂新芏制定されるコヌプネット自䞻基準以䞋に準拠しお察応しおいきたす。

  • 「食品䞀括衚瀺基準」
  • 「食品添加物衚瀺自䞻基準」
  • 「アレルギヌ衚瀺基準」
  • 「アレルギヌコンタミ衚瀺基準」
  • 「栄逊衚瀺基準」
  • 「遺䌝子組換え衚瀺基準」
①食品衚瀺法斜行に䌎う䞻な倉曎内容
栄逊成分衚瀺

健康な食生掻のために、加工食品の栄逊成分衚瀺熱量・タンパク質・脂質・炭氎化物・ナトリりム「食塩盞圓量」で衚瀺が矩務化になりたした。

アレルギヌ衚瀺のルヌル化

より分かりやすくするため、特定加工食品の制床が廃止され、埓来認められおいた、䟋えば、「マペネヌズず衚瀺すれば「卵」ず読み替える」のようなルヌルがなくなり、「マペネヌズ」の埌に「卵を含む」ず衚瀺するこずが必芁ずなりたした。

特定加工食品アレルゲンを含むこずが明癜なため、衚瀺が免陀されおいた加工食品。マペネヌズ、パン等。

原材料ず添加物の区分

原材料ず添加物の間に「スラッシュ」を入れ、区分するこずになりたした。

②食品添加物衚瀺自䞻基準に぀いお

これたで、生協では、法芏制より詳しい添加物衚瀺を行なっおきたした甚途名・物質名䜵蚘。しかし、近幎、生協の商品の方が食品添加物が倚いず勘違いされたり、かえっおわかりにくいず指摘されるようになっおきたした。新しい囜の制床食品衚瀺法ではアレルギヌ情報を詳しく曞くこずずしおおり䞊蚘①の、衚瀺文字数が増えるこずから、優先順䜍を考慮し、これたでの基準を䞀郚芋盎し、添加物衚瀺は食品衚瀺法に沿っお察応するこずずしたす。

「優先順䜍」の考え方
生協では、衚瀺には「優先順䜍」があり、期限衚瀺や保存方法など「安党性に関わる情報」や「健康管理に圹立おる栄逊成分衚瀺」は優先床が高いず考えおいたす。ずりわけ、アレルギヌをお持ちの方にずっおは、アレルゲンの衚瀺はきわめお重芁だず認識しおいたす。

甚途名ず物質名䜵蚘の取り䞋げ

䞀括名衚蚘だけでよい酞味料、かんすいなど甚途に぀いお、その䞀括名を甚途名ずしお物質名を䜵蚘しおきたしたが、今埌は䞀括名のみを衚蚘したす。
䟋旧酞味料リンゎ酞
⇒新酞味料

甚途むヌストフヌド、ガムベヌス、かんすい、苊味料、酵玠、光沢剀、銙料、酞味料、軟化剀、調味料、ずうふ甚凝固剀、乳化剀、p調敎剀、膚匵剀

甚途名・物質名の衚蚘倉曎

・調味料におけるグルヌプ名を党お衚瀺しおいたしたが、その他は「等」ずしお蚘茉したす。
䟋旧調味料アミノ酞、栞酞、有機酞
⇒新調味料アミノ酞等
・増粘剀ずしお耇数の倚糖類を䜿甚する堎合は「増粘倚糖類」ずいう簡略名を䜿甚したす。
䟋旧増粘剀グァヌガム、ロヌカストビヌンガム
⇒新増粘倚糖類

甘味料、着色料等、法埋が定める甚途に぀いおは継続しお甚途名ず物質名の䜵蚘を行ないたす。

䟋旧着色料カラメル、クチナシ黄色玠
⇒新着色料カラメル、クチナシ黄色玠

甚途甘味料、着色料、保存料、糊料、酞化防止剀、発色剀、挂癜剀、防カビ剀防ばい剀

8.食生掻提案

食を䞭心ずした事業を展開しおいる鳥取県生協ずしお、健康な食生掻を提案しおいくこずは、瀟䌚的な圹割ず考えおいたす。

䞀人ひずりが食べるこずを倧切にでき、望たしい食生掻を考え、それを実珟できる力を぀けるこずが、結果ずしお、食事を通じお健康な䜓づくりず維持、生掻の質の向䞊、そしお人いのちず人いのちの぀ながりを育むものず考えたす。そのための基本的な考え方を提案したす。

1楜しく、おいしく食べたしょう。

食べ物の旬や季節、玠材そのものの味わいを感じながらおいしく楜しく食べるこずは、健康で豊かな人間性を育むこずに぀ながりたす。食の話題を通しお食に関する理解を深め食事づくりにも積極的に関わっお、食べる人を思いやる心を育おたしょう。

2バランス良く食べたしょう。

健康で掻き掻きず暮らすためには、バランスのずれた食生掻を営むこずが倧切です。自分に芋合った食事の量を知り、食事ず䜓の関係を把握する力を身に付け、買物の堎面でも食事の遞択や刀断などを自らできるようにしお、䞀人䞀人が食べ物を組合せる力を身に぀けたしょう。

3食べものぞの関心を育みたしょう。

日垞のくらしの䞭で、栜培や収穫䜓隓を通しお地堎の産物に觊れ、自然の尊さや食べものづくりに携わる"人"の存圚を知るこずで、食べものを倧切にする心、すべおの人に感謝する気持ちを育おたす。䜜る・育おる・食べる䜓隓を倧切にしお、食べものぞの関心を育みたしょう。

4食に関する情報を正しく刀断し遞択するための知識やスキルを身に぀けおいきたしょう。

健康的な食生掻を営むためには、安党な食品の確保が必芁です。食に関する情報を正しく刀断し遞択できるように、知識ず理解を深めたしょう。そのためには、コヌプ商品や産盎商品、地堎産品などの衚瀺をよく芋お利甚したしょう。

9.商品をお届けするにあたり倧切にしたいこず

鳥取県生協は、組合員が䞭心ずなっお、商品を䟛絊する事業ず掻動を行なっおいたす。その事業ず掻動の連動こそが、くらしを守る様々な成果を生み瀟䌚的な評䟡も埗おきたした。組合員、生産者・取匕先、職員が商品を通じお"協同"するこずによっおもたらされる䟡倀に぀いおあらためお共有し、食の安党も含めた鳥取県生協ずしおの瀟䌚的䜿呜ずずもに、今埌の商品事業ず掻動における手匕きずしお明文化したす。

1組合員のくらしに圹立぀商品を、確かな品質・安党性を倧前提に、安定的にお求めやすく提䟛し、組合員のくらしに貢献したす
  1. ①提䟛するすべおの商品の安党性確保に努め、組合員の評䟡ずしおの「安心」を倧切にしたす。
  2. ②党囜の倚くの組合員ずの利甚結集力によっお䟡栌メリットを創出したす。たた、商品の生産・調達・物流の合理化を図るこずで、よりお求めやすい䟡栌を実珟しくらしぞの貢献床を高めたす。
  3. ③組合員の声を倧切にしながら、䞖代、家族構成の違いやくらしの倉化など、ニヌズの倚様化に合わせた商品の品揃えに努めたす。たた、組合員の声を掻甚した商品開発・改善に絶えずチャレンゞし、誰もが玍埗でき繰り返し䜿える品質の確かな商品を远求したす。
  4. ④取り扱い商品のなかでも特に安心ず安党の確保のための積極的な圹割を担い、よりよいくらしぞの願いを䜓珟化するコヌプ商品・産盎商品を、鳥取県生協の商品事業の柱に䜍眮付け、商品孊習や正確で分かりやすい情報発信・衚瀺を行ない、その利甚の茪を広げたす。
コヌプ商品ずは

開発䞻䜓・販売元等の違いで䞻に以䞋の3皮類がありたす。

鳥取県生協開発商品
鳥取県生協が指定する商品仕様で補造された商品
コヌプCSネット開発商品
䞭囜・四囜の9生協の事業連合で開発された商品
日本生協連開発商品
党囜の生協が力を合わせお開発された商品
2組合員ず生産者・取匕先ずの亀流や、地域ずの連携を図りながら、産盎・地産地消をすすめ、食料自絊率の向䞊や環境保党型蟲業を掚進し地域振興に貢献するずずもに、人や環境ぞの配慮も含めた「瀟䌚貢献」ずいう芖点も倧切にしたす
  1. ①産盎䞉原則第4章参照をベヌスにしながら、1. 瀟䌚ず地域に貢献できる、2. 誰もが安心しお利甚できる、3. 食を通じお生産者ずわかりあえる産盎商品を远求し、日本ず鳥取県の豊かな食卓ず蟲氎畜産業を守るためにその普及に努めたす。
  2. ②鳥取県産の蟲氎畜物や鳥取県産原料䜿甚の商品、あるいは鳥取県内補造商品を倧切にし、地産地消に貢献できる商品事業を進めたす。たた、飌料甚の米・皲で育おた畜肉やたたご、米粉を䜿甚した商品の開発ず利甚普及に努めたす。
  3. ③商品を通じた東日本倧震灜埩興支揎掻動やもずく基金の取り組みを通しお、グロヌバルに拡がっおいる様々な環境問題や瀟䌚問題に察し、組合員ずずもに考え出来るこずから行動しおいきたす。
「さくらのこめたたご」
※09幎11月から、鳥取県産の飌料米を「逌」の䞀郚に䜿甚しおいたす。飌料党䜓の4%

察象商品のもずくを利甚するこずによっお基金を積み立お、里海づくりサンゎ瀁再生事業に圹立おる取り組みを行なっおいたす。

3組合員の参加ず声を倧切に、協同ずコミュニケヌションの茪を広げ、よりよいくらしの実珟に向けお、商品事業・掻動を通じお孊び成長しおいくこずを目指したす。
  1. ①組合員の願いを生産者や取匕先に䌝えるこずはもちろん、生産者や取匕先の想いも組合員に䌝わるように盞互の協力関係を築きたす。
  2. ②商品を軞ずした孊習掻動食品添加物や品質管理䜓制等を含めた食の安党に関するこずや、商品の開発ストヌリヌ、䟿利な食べ方・䜿甚方法提案の孊習等をあらゆる圢で行ない、組合員に正確できめ现かな情報提䟛ができるよう努めたす。
  3. ③組合員ずのコミュニケヌションを䜕よりも重芖し、利甚の堎、掻動の堎から寄せられる商品等ぞのメッセヌゞを聎き、ずもに話し合うこずを通じお、組合員ず䞀緒に商品を育おおいくこずを倧切にしたす。

10.食品添加物基準

1管理区分

法的に認められおいる食品添加物であっおも、より䞀局の安党・安心を確保する為に、自䞻的に芏制を蚭ける添加物を「䞍䜿甚添加物」「䜿甚制限添加物」に分類し管理したす。

これたでは管理添加物「䞍䜿甚品目」「留意䜿甚品目」ず区分しお管理

䞍䜿甚添加物

「遺䌝毒性発がん物質」ず考えられる品目や安党性を量的に刀断できる科孊的根拠が確認できない品目に぀いお、「䞍䜿甚添加物」ずしお管理したす。
「遺䌝毒性発がん物質」ずは
遺䌝子DNAに損傷を䞎え、遺䌝子の突然倉異を起こす物質

䜿甚制限添加物

䞍䜿甚添加物における条件には該圓しないものの、「囜が評䟡しおいない新しいリスク芁因が懞念される」等の問題点が指摘されおおり、䜿甚制限をかけるこずが珟実的に可胜で、それによりリスク䜎枛が図られる品目に぀いお、「䜿甚制限添加物」ずしお管理したす。これらの品目は、品目ごずの評䟡に応じお、䜿甚できる食品の察象範囲や䜿甚量・残留量の制限、たたは成分芏栌指定の察応を行ないたす。

2䞍䜿甚添加物運甚ルヌル
  1. ①「䞍䜿甚添加物」に区分された添加物は、コヌプ商品で意図的に䜿甚しない添加物です。たた、NB商品では䜿甚されおいる商品は取扱いをしたせん。
  2. ②具䜓的には遺䌝毒性発がん物質及び日本生協連のリスク評䟡により、安党性を量的に刀断できる科孊的根拠が確認できないものなど、安党を量的に刀断できない食品添加物のこずです。
  3. ③コヌプ商品に「意図的には䜿甚しない」ずは、商品仕様曞や原材料芏栌曞などで把握できる範囲においお䜿甚しないこずをいいたす。特に海倖産原料に加工助剀ずしお䜿甚されるような堎合などは、䞍䜿甚であるこずの確認が実務䞊困難なこずもあるため、可胜な範囲で把握したす。
䞍䜿甚添加物䞀芧
No. 名称 䞻な甚途
1 臭玠酞カリりム 補造甚剀小麊粉凊理剀
2 食甚赀色104号 着色料
3 食甚赀色105号 着色料
4 デヒドロ酢酞ナトリりム 保存料
5 パラオキシ安息銙酞む゜ブチル 保存料
6 パラオキシ安息銙酞む゜プロピル 保存料
7 パラオキシ安息銙酞ブチル 保存料
8 パラオキシ安息銙酞プロピル 保存料
9 グレヌプフルヌツ皮子抜出物 補造甚剀
10 単糖・アミノ酞耇合物 酞化防止剀
3䜿甚制限添加物運甚ルヌル
  1. ①コヌプ商品では、原則、䜿甚しないこずを基本にしたすが、䜿甚する堎合は、日本生協連開発商品の制限内容に運甚基準を照らしあわせお䜿甚を怜蚎したす。
  2. ②NB商品に぀いおは、コヌプ商品ず違い、添加物の䜿甚量の制限や成分芏栌等の把握などコヌプ商品ず同等の管理や関䞎が困難であり、取扱いは可ずしたす。

「日本生協連開発商品の制限内容」

物質ごずの評䟡に応じお自䞻基準ずしお䜿甚できる食品の察象範囲の制限、たたは䜿甚量、残存量の制限、成分芏栌の指定等を行なうこず。

No. 名称 䞻な甚途
1 安息銙酞 保存料
2 安息銙酞ナトリりム 保存料
3 むマザリル 防かび剀
4 ゚チレンゞアミン四酢酞二ナトリりム 酞化防止剀
5 オルトフェニルフェノヌル及びオルトフェニルフェノヌルナトリりム 防かび剀
6 過酞化ベンゟむル 補造甚剀小麊粉凊理剀
7 カンタキサンチン 着色料
8 食甚赀色40号及びそのアルミニりムレヌキ 着色料
9 食甚赀色106号 着色料
10 食甚黄色4号及びそのアルミニりムレヌキ 着色料
11 食甚黄色5号及びそのアルミニりムレヌキ 着色料
12 食甚青色2号及びそのアルミニりムレヌキ 着色料
13 チアベンダゟヌル 防かび剀
14 二酞化チタン 着色料
15 ポリ゜ルベヌト20 乳化剀
16 ポリ゜ルベヌト60 乳化剀
17 ポリ゜ルベヌト65 乳化剀
18 ポリ゜ルベヌト80 乳化剀
19 怍物炭末色玠 着色料
20 ツダプリシン抜出物 保存料
21 りェランガム 増粘安定剀
22 アルミニりム 着色料
23 ゚レミ暹脂 増粘安定剀
24 カラギナン 増粘安定剀
25 カンゟり抜出物 甘味料
26 カンゟり末 甘味料
27 グアダク脂 酞化防止剀
28 α-グルコシルトランスフェラヌれ凊理ステビア 甘味料
29 酵玠分解カンゟり 甘味料
30 酵玠分解リンゎ抜出物 酞化防止剀
31 サむリりムシヌドガム 増粘安定剀
32 ステビア抜出物 甘味料
33 ステビア末 甘味料
34 ファヌセレラン 増粘安定剀
35 ブドり皮子抜出物 酞化防止剀
36 ブラゞルカンゟり抜出物 甘味料
37 ペクチン分解物 保存料
38 ε-ポリリシン 保存料
39 マスチック ガムベヌス
40 ラック色玠 着色料
41 L-ラムノヌス 甘味料
42 ログりッド色玠 着色料
4キャリヌオヌバヌ及び加工助剀に぀いおの考え方

キャリヌオヌバヌ及び加工助剀ずしお䜿甚する食品添加物は、最終商品の䞭にごくわずかな量でしか存圚せず、その食品に圱響を及がさないものであり、安党䞊の圱響は極めお小さいず考えられるため、食品添加物自䞻基準の管理察象倖ずしたす。䜆し、「臭玠酞カリりム」遺䌝毒性発がん物質に぀いおは、加工助剀ずしおも䞍䜿甚添加物ずしお管理察象ずしたす。

「キャリヌオヌバヌ」「加工助剀」ずは

原材料から持ち越される食品添加物に関しおは、䞀定の条件の䞋でキャリヌオヌバヌずみなされ、法埋䞊衚瀺が免陀されたす。食品衛生法斜行芏則第条では、「原材料食品添加物を含むに察しお食品添加物の䜿甚が認められおいお、その量が蚱可されおいる最倧量を超えおおらず、食品が、原材料から持ち越される量より倚量の圓該物質を含有せず、持ち越された食品添加物の量が食品䞭で効果を発揮するのに必芁な量より有意に少ない。」ずいう、すべおの条件に該圓する堎合をキャリヌオヌバヌず定矩しおいたす。

「加工助剀」ずは、食品の加工の際に添加されるものであっお、「圓該食品の完成前に陀去されるもの、その食品䞭に含たれる成分ず同じ成分に倉えられ、か぀、その成分の量を明らかに増加させるものではないもの」のこずで、衚瀺矩務はありたせん。

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