活動紹介

活動紹介

「ヒバクシャ国際署名をすすめる鳥取県民の会」設立2周年記念講演会」が開催されました


(講演会会場)


(エルダーブラザーズ)


(講師/藤森俊希事務局次長)

「ヒバクシャ国際署名をすすめる鳥取県民の会(県民の会)」設立2周年記念講演会が5月26日(日)、鳥取市で開催されました。会場には約90名参加のもと、核兵器禁止条約やヒバクシャ国際署名推進への理解を深めました。

今回の講演会に先立ち、賛助出演として鳥取男声合唱団「エルダーブラザーズ」による歌声3曲(長崎の鐘・一本の鉛筆・死んだ男の残したものは)が披露されました。

今回は、「核兵器のない世界をつくる ~被爆者・市民・非核国の奮闘~」と題し、日本原水爆被害者団体協議会の藤森俊希事務局次長を講師にお招きしました。藤森氏は「原子兵器及び他のすべての大量破壊兵器を各国の軍備から除去する」とする国連第1回総会(1946.1.10)第1号決議「原子力委員会の設立」以降も矢継ぎ早に核兵器開発が進んでいる実態や、核兵器禁止条約の前文に「核兵器が完全に廃棄されることが…再び使用されないことを保証する唯一の方法」であることが記述されていると強調されました。また、核兵器禁止条約の国連採択やICANがノーベル平和賞を受賞した経過の中で、交渉会議のホワイト議長(当時)、国連事務次長の中満泉さん、サーロ節子さん等女性の活躍が目覚ましかったこと、現在23カ国が核兵器禁止条約を批准しており、非核国が奮闘していること、50カ国目の批准後90日で効力が発生すること等の説明がありました。

最後に県原爆被害者協議会の石川事務局長より、現在ヒバクシャ国際署名は39,191筆に到達したこと、県内全首長が署名の趣旨に賛同表明されていること等、県民の会2周年の取り組み経過についての報告がありました。来年2020年開催予定のNPT再検討会議に向け、さらにヒバクシャ署名を広めていくことが報告されました。

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