生協商品Q&A

O-157

質問:1.病原性大腸菌O-157とは?
答え: 大腸菌は、家畜や人の腸内にも存在します。ほとんどのものは無害ですが、このうちいくつかのものは、人に下痢などの消化器症状や合併症を起こすことがあり、病原性大腸菌と呼ばれています。病原性大腸菌の中には毒素を産生し、他の食中毒菌に比べて少ない数で発病します。
出血性の下痢と激しい腹痛を起こし、抵抗力の弱い幼児や高齢者はO-157がつくるベロ毒素により溶血性尿毒症を併発する場合もあり、死に至る場合もあります。潜伏期間が3日~14日(平均4~8日)と長いのも特徴となっています。
質問:2.いつごろから問題になってきたのですか?
答え: 1982年アメリカでハンバーガーの牛肉を原因とする食中毒が発生し、O-157が発見されました。その後、カナダ、イギリスでも発生し、日本では、1990年埼玉県浦和市の幼稚園で井戸水が原因で発生したものが最初です。
質問:3.感染経路は?
答え: O-157などの病原性大腸菌の感染は、飲食物を介した経口感染であり、菌に汚染された飲食物を摂取したり、患者の糞便に含まれる大腸菌が直接または、間接的に口から入ることによって感染します。職場や学校で話をしたり、咳・くしゃみ・汗などでは、感染しません。患者さんの排泄物等の世話をした後などは、せっけんと流水で十分に手洗いをしましょう。空気感染や接触感染をするものではありません。誤った知識から0-157の患者さんなどが差別や偏見を受けることのないよう気をつけましょう。
質問:4.予防方法は?
答え:
  1. 食べ物は、75℃以上で1分間以上加熱してから食べる。特に食肉など汚染を受ける可能性のあるものは中心部までよく加熱する。
  2. 手をよく洗い、消毒する。
  3. 患者が出た場合は、便などは手袋を使うなど衛生的にする。
  4. 生水を飲むことは避け、煮沸する。

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