生協商品Q&A

質問:1.9月に購入して植えていたチューリップですが、葉が途中でしおれて伸びませんでした。
答え: 栽培環境などの詳細が分かりかねますが、問題が発生する原因を推測致しますと、恐らくは冬季(1~2月)の水不足によるものか、秋~冬季(10~1月までの)地温が高かった為ではないかと考えられます。
この現象は、上記のような環境のもとでの生理異常として知られており、詳しいメカニズムは、秋に植付けされて後、場所・環境の問題となりますが特に冬期に地温が高かった場合と、水分不足の状態が重なった場合に発生致します。チューリップは本来、冬期十分な寒さと水分を必要としますが、生育中にそれらが不足であった場合、生命の危険を感じ、種の保存を優先させます。自然環境において異常気象となった場合、生育中のチューリップはより安全な種(球根)の保存先として温度が低く安定した地下の深い所に、同時に地下水を求めてやはり深い所に球根を残そうとします。(その球根は、成育が止まった葉茎の下で、新しい球根が既に下部に形成され、非常に分厚い皮で覆われ、通常は見られないランナー(地下茎=球根を下部へ送る為の太い茎:へその緒のようなもの、チューリップでは異常気象の場合に形成)の発生がみられます)球根を早期に残そうとする際に、栄養分が地下に優先され、花を咲かせること・地上部の生長を2の次として、結果止まってしまったものと考えます。
このような現象が起こる栽培環境として、過去にお聞きした例では、栽培されている場所がエアコンの吹きだし口の近くであった、もしくは鉢・プランター栽培の場合は室内に置かれて寒さに十分当てておられなかった、また冬季に水をやっていなかったなどの報告例などがあります。

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