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お知らせ福島視察を行いました

 

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1月31日~2月1日、震災から4年目を迎える福島県の現状を知るため、鳥取県生協組合員16名、役職員4名で現地視察を行いました。視察にあたり、コープふくしま職員3名に当時のようすも交えながらご案内いただきました。

 

今回の視察は、「コープCSネット東日本大震災復興支援積立金(1円募金)」を一部活用し行いました。

 

 

 

 

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[1日目]

最初に福島市といわき市のちょうど真ん中あたり、福島第一原発から半径20㎞圏内の富岡町を訪れました。

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バスを降り、富岡駅があった場所を視察。

 

 

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海側は津波の影響で建物が無く、残土の入った黒い袋が無数にありました。

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駅のあった場所。雑草が生え、駅のホームとホームをつなぐ橋は今にも崩れそうな状態でした。4年経った今、取り壊しの作業を行っているとのことです。

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踏切のあった場所。崩れた家が残っています。

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海から離れた町のようす。一見普通の町ですが居住が制限されており、誰も住んでいません。町には野生化した牛やイノブタと呼ばれる震災後に生まれた生物が住居を荒らしたり、ネズミが繁殖した影響で、家の中が荒れているとのことです。家の前にはガードレールや金網、バリケードが施されています。

この通りの先には信号があり動いていますが、人の気配は全くなく、原発の被害を目の当たりにしました。

 

 

 

 

 

 

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福島第二原発の見える立ち入り区域ぎりぎりの所でバスを停め視察。

コープふくしまの野中専務にこの付近の津波や原発事故による被害についてお話しいただきました。


 

 

 

 

 

 

 


 

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場所を移動し、いわき市へ。久之浜第一小学校敷地内にある仮設 店舗の「浜風商店街」を訪れました。現在も仮設住宅での生活を余儀なくされている方も多く、復興の遅れを感じました。

 

 

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地元の名産品の試食をしながらお買いものをさせていただきました。鳥取から来たことを伝えると「寒い中、遠いところからありがとうね」と温かい飲み物を入れていただきました。笑顔での対応に参加者全員が元気をもらいました。

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仮設店舗の一角にある被災直後の写真を見学。

 

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1日目の視察を終えた後、コープふくしまさんとの交流会を行いました。コープふくしま野中専務より、被災当時の様子や現在の取組み、原発や放射線についての説明後、質疑応答が行われました。職員の避難による業務の衰退、経営の危機、国の補償金の有無や避難した人、しない人の中での仲違いなど全ての原因は原発事故にあること、震災直後には「福島県はどうなってしまうんだろう、コープふくしまはなくなってしまうんじゃないか」と、夜も眠れない日々が続いたことなどもお話しいただきました。

交流会の最後に今回参加した鳥取県生協の組合員、職員に

①忘れないでほしい

②正しい知識を持ち自分の物差をつくり「正しく恐れてほしい」

③見たことを多くのみなさんに伝えてほしい

と、メッセージをいただきました。

 

 

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[2日目]
いわき市平薄磯地区と塩谷埼灯台周辺の視察を行いました。福島というと原発事故のことが大きくクローズアップされますが、津波による被害も甚大で、この地区の多く方が犠牲となりました。

この日は現在もこの地区で商店を営む鈴木さんに震災直後から現在の心境などをお話しいただきました。鈴木さんからは「3月15日にようやく自衛隊(救援隊)が来てくれたが、間もなく原発の爆発により撤退してしまった。その後、救援隊が来てくれたのは2週間後だった。もっと早く救援活動ができていれば助かる命がたくさんあったはず」と当時のようすを伝えていただきました。また現在の心境として「震災後2~3年は必死に前を向いて生きてきたが、4年経つ今が一番せつない」「まだまだ隠していることはたくさんある。心を開くことは難しい。しかし後世にこの事実を伝えていかなければならない」と苦しい胸の内をお話しいただきました。

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震災前は海水浴場として多くの人でにぎわった海岸。

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現在、海岸沿いは復旧作業で重機の音と静かな波の音しかしません。

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海岸にある監視台。このはるか上を津波が襲ったそうです。

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旧豊間中学校の校舎は津波で残った建物で、震災遺構として残すかどうかの議論が行われ、「震災を思い出したくない」「忘れたくない」等々の複雑な感情が交錯し、最終的に解体が決定しました。視察当日は解体工事中でした。

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今回の視察で震災から4年が経とうとしている福島の現状(原発事故、津波被害、復旧の遅れなど)を確認し、復興の道のりはまだまだ道半ばであることを参加者全員が痛感しました。今後も鳥取県生協では被災地に寄り添う活動を継続して行い「忘れない・伝える・続ける・つながる」取り組みをすすめていきます。

 

 

[参加者の感想を一部紹介させていただきます]

原発について野中さんの説明が良く理解することが出来ました。現地にて線量計を使って実際に数字を見ながら体験は本当に良い経験でした。国道6号線を走りながら、家がありながら(まとも)住めない状態を見た時はカメラを向けることが出来ませんでした。

又、多くのフレコンバックが黒いピラミッドと言われるのが理解でき、その行き場を失った残土の多さに皆が途方に暮れる気持ちになるんだと想像いたしました。

コープふくしまの松崎さんの話は、新聞やメディアに出ない事ばかりで

・ 野生化したなどが家の前を荒らしたりすること

・ 自宅、郡山の除染の土は自分の土地にうめなくてはいけないこと

・ いわき市民の元々の住人と避難してこられた方々の複雑な心境

・ 原発の処理をだれかがやらねばと、頑張っている人と家族の思い etc

その他いろいろな話を聞かせて頂き、それでも私達、ここでみんなと生きていくんだと、頑張るから忘れないでと言われたことがなにより心に響きました。(文章一部抜粋)

 

福島視察は個人ではなかなかいけない所を、ご案内いただき、とても心に残る旅であり感謝を申し上げます。富岡町等視察した所は、まだ、復興がすすんでなく、人が住める様になるまで、また、元住民が帰りたいと思う様になるまで、どれだけの年月がかかるのか・・・

地震、津波、放射能、そして風評被害。何重苦もあじわいながらも、何とか前進しなければと、頑張っておられる方の心の苦しみを、ほんの少しではありますが理解できました。今、私がすぐに出来ることは、そのような生活、気持ちを知人に話し、それ以外にもすてきな観光地もあり、是非機会があれば行ってみて、感じて欲しいとお勧めをしたいと思っています。(文章一部抜粋)

 

福島については被災して4年が経過していることからかなり復旧しているものと想定していました。しかし、実際に現地を訪ねると、放射能汚染の影響でほとんど進んでなく、まるで「ゴーストタウン」の様な町が存在していました。今さらながら、原発事故の根深さを痛感する旅となりました。(文章一部抜粋)

 

 

 

 

 

 

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