食・くらし・学び

西部地区「井ゲタ竹内工場見学」を行ないました

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12月17日(木)、地元メーカーでおなじみの(株)井ゲタ竹内(境港市昭和町12-10)にて工場見学を行ないました。講師にお迎えし学習会やイベントでお話を聞いたり試食することはありますが、参加者15名のほとんどが初めての工場見学に感激しました。

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生協カタログに載っている数ある井ゲタ竹内の商品のなか、この日は「恩納村産もずく」について学習しました。

 

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工場見学の前に、パックの味付けもずくが製品化されるまでの歴史や原料の産地である沖縄の海のようすをお教えいただきました。

 

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「家族が心温まる、境港ならではの食品」はないかとはじめたのが、戦後食糧難の最中。

試行錯誤を繰り返しながら全国ではじめてもずくを手がけ、「人に喜んでもらえるもの」「体に良いもの」という理念をもって商品づくりを続け、今に至ります。

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環境に配慮しながら人や体にやさしい食品づくりをすると必然的にこうなるのでしょうか。

値段を見ただけでは左側トレーの商品を選んで買ってしまいがちですが、ぜひ内容を見くらべてください。

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工場見学に出発です!

工場に入る前は全員が鏡の前で身だしなみチェックを徹底します。

化粧や香水は控えめに、指輪、イヤリング、ネックレス、ピアス、腕時計などは必ず外し、制服を着替える順番も帽子→上着→ズボンと決まっています。

手も念入りに洗います。その後、顔や髪に手が触れると、また手洗いです。

髪の毛やホコリはローラーで取ります。

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エアシャワーを通過し、ゴミやホコリを完全に落として工場へGO!

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清潔な長靴に履き替えますが、次の工程へ移動するたびに靴底を消毒します。

衛生管理を徹底することで、保存料などに頼らない商品づくりをしています。

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塩漬けされたもずくは18kg缶に詰められ工場へ届きます。

フタには、生産管理記録として、収穫日、塩漬けタンクの番号、出来上がった商品が何缶目のものかなどが記録されます。

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もずくの中の異物除去。

収穫時にはどうしても他の海藻や小エビなどが入ってしまいます。専用の選別台に広げ、人の目と手の感触で異物を除去します。異物除去は大変な作業ですが、この手作業こそが安心・安全な商品づくりのために重要です。

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そして、もずくをパレット番号(ロット)ごとに区別して選別しています。もずくが製品化されるまで、使用した原料を特定できるトレーサビリティーを確立しています。

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異物除去作業で出た異物は、紙に貼り出して皆が情報共有します。"今日の異物"を見せていただきました。

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調味料の自動計量システムで人由来の汚染を断ちます。

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包装された商品は、時間単位でナンバリングを行ない、生産情報として加熱・調味料・微生物検査結果・製造年月日時の履歴を記録しています。

 

〈工場見学の感想〉

・初めて工場の様子を見学しました。衛生管理を徹底されていて、こうやってたくさんの方の手で私たちのもとへ商品がやってくるんだなあと改めて思いました。異物の選別は大変な作業だなあと今日のお話を聞いて井ゲタ竹内の皆さんが情熱を持って生産されていることもわかって益々もずくが好きになりました。

・完成するまでに多くの手間が掛けてあり大変だと思いました。地元出身なので懐かしい磯の香りがとてもよかったです。よい商品を作られる、皆様の熱心に取り組まれているのがよく分かりました。

・今日は初めての見学でした。もずくの品質にもこだわっておられ味にも工夫しておられるので調理時には大変利用しやすく使用しています。工場内は少し狭かったですが、生産・品質管理には十分注意して安全に作業しておられるので安心して利用できると思いました。また、利用者さんにはココステ内でも話題にしたいと思います。

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「もずくいなり」の試食をしました。

もずくの調味酢だけの味付けなので、おあげの甘みを引き立たせ野菜との相性もよくさっぱりしています。

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2015年「もずく基金」産地見学・生産者交流会へ参加した西部エリア委員・林沙織さんより報告がありました。

「子どもたちは交流会に参加するまでは沖縄へ行くことだけにワクワクしていましたが、帰るころには、沖縄恩納村漁協がすすめる"里海づくりサンゴ礁再生事業"について理解を深め、もずくが大好きになりました。支援するための「もずく基金」の取組みに賛同し、どんどん利用していきたいです。」

 

 

《もずく基金》

もずくの産地・沖縄県恩納村のサンゴは、1998年と2001年の海水温の上昇により大きなダメージ(白化現象と呼ばれるサンゴの死滅)を受けました。そこで、行政(恩納村)・生産者(漁協)・メーカー(井ゲタ竹内)が協力し、生協の組合員さんといっしょに取り組む「もずく基金」が始まりました。組合員さんが対象商品1パックを購入ごとに2円の積み立てを行い、命を育む海を未来にわたって保全するため、沖縄県恩納村の海にサンゴの苗が植えつけられます。

サンゴ礁再生事業に参加し、もずくをたくさん食べて沖縄の海を守りましょう!